今治陸地部の鉄道はJRのみで8駅あります。今治駅以外は全て無人駅。どの駅も昭和・大正の雰囲気が色濃く残っています。カメラを持って車で回るもよし、自転車で回るのも楽しいですよ。

今治駅から桜井駅へ

 四国の鉄道開発は地形が複雑で山地が多かったこと、海岸線が長く海運が発達していたこと、四国が国土防衛の観点から重要視されなかったなどの理由で全国的にも遅れました。鉄道が開通する以前は、今治から松山や高松へ行くには船を利用していたくらいです。

 1920年代前半になりやっと予讃線が今治まで開通しました。現在の駅は今治駅以外は全て無人駅です。古い木造の駅舎や、大正時代そのままの低いプラットホームも残っていて、郷愁を誘います。かつて鉄道が交通のメインだった頃の、駅前の繁栄ぶりも垣間見ることができます。




伊予富田駅

 相対式2面2線の伊予富田駅は1924年2月11日に開業。線路や駅舎の工事はシャベルなどが貴重品だった時代で、なるべくよいシャベルを使おうと人より早く仕事現場に行ったそうです。現在の2番のりばには手書きの駅名標が残っていて、懐かしい雰囲気になります。駅は直線区間にあり制限速度は100km/h。かなりのスピードで特急が通過していくので注意してください。

今治駅→伊予富田駅

 今治駅から伊予富田駅は4.8km。自転車だとおよそ20分です。鉄道が斜めに走っているため、自転車だと少し遠回りになります。蒼社川の土手沿いの道は少し高くなっていて、風が心地よい区間です。


伊予富田駅

富田駅構内

プラットホームから上り方向

駅の全景


2番乗り場

手書きの駅名標

通過中の特急列車

駅前にある切符売り場

伊予桜井駅

 相対式2面2線の伊予桜井駅は藤棚と木造の駅舎が特徴でノスタルジックな雰囲気。映画やドラマで使用されたことがあります。裏は畑になっていてのんびりとした田舎の雰囲気が漂います。昭和の時代には一部の急行が停車していた時期もあります。この駅は1923年12月21日に開通し、1924年2月に今治駅が開通するまでは予讃線の終着駅でした。開通日には旗行列、灯燈行列と盛大な開通式が行われたそうです。

伊予富田駅→伊予桜井駅

 富田駅から桜井駅は4.1km。自転車だとおよそ15分です。線路と平行して走ることになるので、1両の車両がのどかに走る姿が見えることもあります。道沿いには第59番札所国分寺もあり手軽に立ち寄ることもできます。桜井小学校を通過すると住宅地になり、道路も狭いので注意してください。


伊予桜井駅

構内からプラットホーム

伊予桜井駅の構内

下り方向


上り方向

伊予桜井駅の駅名標

普通列車

アンパンマン列車


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