大山祇神社

観光・見学 大三島

歴史


拝殿

 大山祇神社は全国にある大山祇神社や三島神社の総本社で、しまなみ海道を代表する観光スポットです。大三島は古くは御島と記され、神の島とされてきました。大三島に鎮座した由来は、諸説ありますが、8世紀頃に現在の場所に造られたと伝えられています。

 主祭神である大山積神は、古事記ではイザナギとイザナミとの間に生まれ、草と野の神である鹿屋野比売神との間に多くの神を生んでいます。和多志大神(海の神)という別名もあり、瀬戸内海を航海する人々にも海の神として信仰を集めてきました。多くの神の父であり、日本の国土全体を守護する神でもあることから、古来より日本総鎮守と尊称されています。

 大山積神は、軍神、武神としても信仰され、源氏や平氏をはじめてとして、神社周辺で豪族であった河野氏や来島村上氏など多くの武将が武具を奉納してきました。そのため、甲冑や刀剣を数多く所蔵する神社となり、国宝や重要文化財の武具類の所蔵量は日本一です。併設された大山祇神社宝物館では、源義経が奉納したと伝えられる赤糸威鎧などが展示されています。宝物館の隣には海事博物館もあり、昭和天皇が研究で利用した御採集船「葉山丸」などが展示されています。

境内散策


境内の様子

 総門の脇には斎田があります。ここでは、毎年、旧暦5月5日には御田植祭が行われます。これは毎年豊作を願って行われるもので、島内から選ばれた16名の早乙女が斎田に入り、雅楽に合わせて苗を植えます。また県の無形民俗文化財に指定された一人角力も奉納され、力士が稲の精霊と相撲を取ります。旧暦9月9日には抜穂祭が行われ、稲刈りも行われます。

 総門をくぐると拝殿の近く大楠があります。カメラに入らないほど青々とした枝を広げ、樹齢2,600年とも言われ、国の天然記念物に指定されています。

 社殿の脇には1281年の元寇出兵時に河野通有が神社に参籠祈願し、出陣の際に兜を掛けたと言われる楠も残されています。この木は1322年の兵火で枯れて、横たえられています。これらの他にも境内の周辺にはクスノキが多くあり、国の天然記念物にもなっています。

 拝殿は応永43年(1427年)に再建されたもので、檜の樹皮を使った檜皮葺の重厚感があり優美な曲線を持つ屋根も特徴です。

 大三島の宮浦地区はその名の通り大山祇神社と共に歩んできた門前町。地元の産品を販売するお店や、食堂、近代日本画の大三島美術館もあり、しまなみ海道では外せないスポットです。ぜひたっぷり時間をとって参拝見学してください。


総門

斎田

大楠

河野通有兜掛の楠


施設名 大山祇神社
カテゴリ 観光・見学
エリア 大三島
住所 愛媛県今治市大三島町宮浦3327
電話 0897-82-0032
料金

宝物館、海事博物館
大人 1,000円

高・大生 800円
小・中生 400円
※料金は取材時のものです。

開館時間 8:30-17:00
年中無休
交通 大三島ICから約7km
車で約10分
自転車で約30分
駐車場なし(周辺の駐車場をご利用ください)
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Snapshot

境内の様子

境内の様子

境内の様子

境内の様子

取材日:2014年10月8日 | Top > どこに行く> 愛媛側島嶼部 > 大山祇神社


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