Paysan

グルメ 買い物 大島

主張する武骨なパンたち


Paysanという名のパン

 知っている人しか知らないパン屋Paysan(ペイザン)。Paysanはフランス語で農夫という意味ですが、それはともかく、Paysanのパンはどれも純粋さを追及しています。スーパーによくある、ふわふわでソフトなパンとは全く違って、武骨で重いパンたち。俺たちはまっとうに作られたパンなんだ、と主張しているようです。

 ふとしたきっかけでPaysanを知ったお客は、必ず常連になります。お店が開くのは週に2日しかありませんが、パンをまとめ買いする地元の人でお店は大賑わい。もちろん、噂を聞きつけた旅行客も大勢見かけます。


ずっしり重い食パン

作れるだけしか作りません

週2日営業のわけ


お店の入り口

 Paysanのオーナー家族がこの地に移住してきたのは2001年のこと。元は神戸や和歌山で暮らしていて、大島には縁も所縁もなかったそうです。自給自足を目指しての移住でしたが、かつて修行したパン職人の腕を生かそうと、ここでパン屋を開いたのが2007年。オープン当初は土曜だけの営業でしたが、お客の熱い要望を受け入れて、木曜にもお店を開けるようになり、今は週2日の営業で、カフェも併設しています。

 これについて、オーナーは「せっかく田舎で暮らしているのに毎日営業するような忙しい生活はしたくないし、休日といっても、パンの仕込みにはかなりの時間がかかるんです」とのこと。それでも通販での注文もかなりあって、なかなかのんびりできないようです。子供さんも成長してこの地を離れ、夫婦2人と愛犬の気ままな3人暮らし。そんな生活にあこがれている移住希望者も少なくないようです。

※パンの通販は公式HPをご覧ください。


ベーグルや菓子パンもあります

自然農法のみかんジュース

カフェメニュー

テラス席

財産は自然


手作りの窯とオーナーの求光章さん

 Paysanでは、オーガニックレーズンから発酵させた自家製天然酵母を主に使用。小麦粉から油脂にいたるまで全ての原材料も全て来歴がはっきりしているものを使っています。原材料費が高くために、パンのお値段も比較的高いのですが、それは仕方ないことでしょう。

 さらに、パン焼きの必須アイテムの窯は、1年近い時間をかけてレンガを積んで手作りしたもの。ガスも電気も使わない、まさに農夫のパンといえるでしょう。

 実は、ランチタイムに提供しているピザもこの窯で焼きます。それだけでなく、コーヒー豆もこれで焙煎しているんですよ。そのコーヒーは深煎りのフレンチロースト。コーヒーも武骨です。


お店全景

炭焼きならぬ窯焼きコーヒー

Paysan的なもの


お店の外観

 Paysanは決して綺麗なお店ではありません。お店も窯も手作り。ショーケースは申し訳程度の小さなもの。交通も不便で、初めての人は道に迷います。販売量も多くないので、売り切れてしまうこともしばしば。それが大量生産、大量販売に慣れてしまった現代人にはとても新鮮に映ります。

 ぜひ一度Paysanを訪れ、心地よい空間で島のひとときを過ごしてみてください。それと、お店のすぐ裏から海に降りることができますよ。


カウンター

カフェスペース

カフェスペース

庭のイメージ


施設名 Paysan
カテゴリ グルメ・買い物
エリア 大島
住所 愛媛県今治市吉海町本庄477
電話 0897-84-4016
料金 駐車場 無料
営業時間 11:00-17:00
カフェは正午から
木曜、土曜のみ営業
交通 下田水港から約4km
車で約7分
自転車で約20分
WEB http://www.q-paysan.com/
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インタビュー
オーナー 求夫妻
オーナー 求夫妻

 瀬戸内のこの島に移り住んで10年以上。おかげさまで大勢のお客様に愛される店になりました。これからも私たちのペースでパンを焼き続けます。不便なところにありますが、機会があればどうぞお立ち寄りください。

Snapshot

駐車場にある案内図

まっすぐ進むとお店がある

自転車置き場

外観イメージ

ミシン台の手洗い場

玄関脇

裏の道を行くと海に出る

取材日:2014年11月15日 | Top > どこに行く > 愛媛側島嶼部 > Paysan


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