武田屋 八幡饅頭

買い物 今治周辺

八幡山のふもとで


蒸しあがった八幡饅頭

 武田屋には朝早くから八幡饅頭を求めにお客さんが続々とやってきます。顔見知りも多く「午後からバスで松山へ行くのよ」「いってらっしゃーい」などと、常連客との会話がはずんでいます。

 かつて他家により始められた八幡饅頭は、現在武田屋にその名を引き継がれ、味も独自なものとしてこの地に再生し、今も昔ながらの饅頭を作り続けています。お店の東にあるこんもりとした府頭山の頂には、石清水八幡神社が鎮座していて、地元では八幡山とも呼ばれます。この辺りの地名も八幡で、饅頭の名前はそこから名付けられたそうです。四国八十八ヶ所霊場第57番札所栄福寺のすぐ近くで、八幡饅頭はお遍路さんの小腹を満たすために販売し始めたのではないか、とのことでした。


箱入りとへぎ包みがあります

お店の外観

黒糖香る素朴な味わい


店頭の様子(午前中は商品は並んでいません)

 武田屋唯一の商品、八幡饅頭は小麦粉、卵、キザラ、ふくらし粉の皮に、各種豆がブレンドされた、こしあん、黒糖が入った素朴なものです。保存料などは使ってなく素材そのものを引き出した味が楽しめます。キザラの茶色がかった皮に、滑らかな餡が入っているのが特徴です。ずっしりとした重さを感じ、割ってみると断面のほとんどを餡が占めています。餡は沖縄県産の良質の黒糖を使っているのが自慢の逸品です。

 饅頭は毎朝、午前中に作っています。生地を練って、餡を作って、丸めて15分ほど蒸せばできあがり。饅頭が整然と並べられたせいろが次々に蒸し器に置かれていきます。できたての饅頭は火傷するほど熱い餡が入っています。水分が多く、驚くほど滑らかで柔らかく、黒糖の香りが立ち上り、ハッとする味わいです。できたては地元の人でもあまり食べたことがないそうですよ。また午前中はアツアツを食べてほしいからということで、商品は工場で保温され、店頭のショーケースには並べられていません。購入する際は、お店の人に伝えてくださいね。

 八幡饅頭はさいさいきて屋など今治市内の店舗でも販売していますが、当日売れなかった商品はお店で引き取っています。品質管理のひとつで、引き取った商品は昨日の饅頭として2割引で店頭に並べられています。一晩経つと餡が落ち着き、しっとりとした風味になり、この商品のファンも多いのです。冷凍保存もでき、半解凍のものを楽しんだり、オーブンで温めて食べたり、小麦粉の衣をつけて天ぷらにして食べるなんて方法もあります。


皮の生地

成形します

蒸しあがり

乾かないよう熱々のうちに包みます

餡がたっぷり

お得な二割引き

店頭でも食べられます


コーヒーと八幡饅頭で一休み

 持ち帰り用の袋や箱入りだけでなく、抹茶やコーヒーと八幡饅頭1個のセットもあり、店頭でも楽しめます。このセットは開店してから午前10時まではモーニングサービスということで饅頭が2個になります。朝の散歩中に立ち寄って食べる人もいるんですよ。コーヒーカップは砥部焼で、お店オリジナルの八幡饅頭と書かれたかわいらしいデザイン。サイクリングの途中で一休みなんてこともできますよ。


施設名 武田屋
カテゴリ 買い物
エリア 今治周辺
住所 愛媛県今治市玉川八幡319-2
電話 0898-55-3403
料金
48個入り 2,830円
28個入り 1,710円
21個入り 1,290円
15個入り 950円
へぎ包み
24個入り 1,340円
20個入り 1,120円
16個入り 890円
12個入り 670円
店頭メニュー(お饅頭付き) お抹茶 350円
かき氷(ブルーベリー)350円
コーヒー 250円
※上記価格は取材時のものです。
営業時間 平日8:00-19:00
土日祝7:00-19:00
年中無休(臨時休業あり)
交通

JR今治駅から約5km
車で約15分
自転車で約30分

Loading...
インタビュー
井出征子さん

 黒糖とキザラを使った風味豊かなお饅頭です。保存料他一切の添加物を使っていないのも自慢です。午前中はここでしか味わえないアツアツの八幡饅頭が食べられますので、ぜひ立ち寄ってください。

Snapshot

包餡機

一つ一つ手作業で

できあがり

懐かしいへぎ(片木)包み

砥部焼のコーヒーカップ

近くの栄福寺

取材日:2015年4月2日 | Top > どこに行く> 愛媛側陸地部 > 武田屋 八幡饅頭


カーソルをあわせてフラッシュする画像はクリックで拡大表示します。

しまなみ海道の旅行・観光情報サイト「しまひと」は地元の旅行会社により運営されています。

運営会社:株式会社西日本観光 企画制作:インバウンド事業部