国分寺

見学 今治

伊予国府を今に伝える


国分寺東塔跡

 国分寺は741年の聖武天皇の命により、全国に建立された寺院で、お寺の号は金剛山 最勝院、宗派は真言律宗です。今治市の国分寺は、他と区別するために「伊予国分寺」と呼ばれ、756年までに行基によって開かれました。伊予とは愛媛のことで、建立当時はこの地が愛媛の中心でした。

 現在の境内は伊予国府のあった所とされていて、境内から東に100mほどのところに塔の礎石が残されており、そこがかつての国分寺東塔があった場所と推測されています。礎石の配置からは、高さ60mほどの七重の塔があったと考えられており、天平文化が壮大なスケールで展開されていたことが想像されます。


国分寺東塔跡

正面入り口

四国八十八箇所霊場の五十九番札所


境内

 国分寺は四国八十八箇所霊場の五十九番札所で、四国八十八箇所巡礼の人々がひっきりなしに訪れています。四国八十八箇所巡礼の礎を築いた弘法大師(空海)は、この寺に長期間滞在し、五大尊の絵像を残したといわれています。

 本尊は薬師如来で、本堂には行基菩薩作の県指定文化財である薬師如来像が祀られており、境内には薬師如来の薬壺があります。この壺には身体の一部が刻まれていて、治したい部分を撫でながら真言を唱えると、ご本尊のご利益があるといわれています。また手水場は薬壺をモチーフにしたものです。


境内

薬師如来の薬壺

握手修行大師像

納経所

罹災と再建の歴史


本堂を望む

 国分寺は939年の藤原純友の乱で全壊。その後、戦乱のあおりを受けて1184年、1364年、1578年にも焼失、倒壊しました。現在の本堂は1789年に再興されたものです。

 現在の国分寺の境内には本堂を中心に金毘羅堂、大師堂、庫裡、書院などが並んでいます。静かで落ち着いた雰囲気のお寺ですが、こじんまりとしていて、創建当時の壮大な寺院と比べると大幅に縮小されていることを感じます。


大師堂

鐘楼


施設名 伊予国分寺
カテゴリ 見学
エリア 今治
住所 愛媛県今治市国分4-1-33
電話 0898-48-0533
料金 駐車場 普通車1回200円
営業時間 駐車場は 7:00-17:00
交通 JR今治駅から約8km
車で約20分
自転車で約40分
WEB -
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Snapshot

菊の御紋

納経所内部

薬壺をモチーフにした手水場

境内の一角

境内の一角

取材日:2014年11月13日 | Top > どこに行く > 愛媛側陸地部 > 国分寺


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