さいさいきて屋

買い物 グルメ 今治

100%今治産


外観

 さいさいきて屋の商品は100%今治産。農産物、魚介類、肉類、加工品・・・今治産以外のものは全くありません。このお店の評判は全国区。地元はもちろん、日本各地の有名ホテルやレストラン、さらには大学の学食とも取引きがあります。お客様には安心できるものだけを口にして欲しいと願う人たちから、厚い信頼を集めるさいさいきて屋を支えるのは、1300人の生産者たち。全ての商品に表示されている生産者名は、いわばブランド名なのです。


名産のれんこん

生産者氏名は一種のブランド

自分用に買うかんきつ類

PB商品開発にも注力

成功の秘密


広い売り場

 さいさいきて屋が今治で産声をあげたのは、2000年11月。会員数はわずか90名でした。当時、農協で営農営業をしていた西坂さんは、農業従事者の高齢化などで取扱量が右肩下がりになっていく現実と直面していました。西坂さんは農産物の直売所という現在のビジネスモデルの原型を考えつき、綿密なマーケティングや収益モデルを立案。1,500万円の予算を獲得して、さいさいきて屋の事業を始めました。

 1号店は、使われなくなっていた建物を改装してスタート。草刈りからペンキ塗りまで3人の仲間で行い、獲得した予算は全部システム開発に使いました。こうして綿密に練られた事業がスタート。さいさいきて屋は考え抜かれたビジネスモデルと、食の安全が問題になってきていた時流に乗り、瞬く間に大きく成長しました。

 今のさいさいきて屋は2007年にオープン。年間売上高は26億円に達します。毎日のように日本全国はもとより、世界各国から視察にやってくるそうです。

 西坂さんによると「大手スーパーには価格や品揃えでは絶対に勝てないから、自分たちは100%今治産を武器に、勝ち残るのではなく生き残る仕組みを作る」のだと言います。その仕組みをさいさいきて屋で実感してください。


田舎ならではの商品も並ぶ

常備野菜たち

誰でも出店OK


どれもすべて今治産

 さいさいきて屋のビジネスの根幹は、生産者に売り場を提供すること。1,000円出資して組合員になれば、誰でもここで野菜を売ることができます。もちろん売値も自分で決めます。良い商品は売れ、良くない商品は売れません。売上げ情報は30分毎に携帯メールで届くので、足りない商品を補充するだけでなく、マーケティングもできます。

 かつて農協に出荷していたときのように、同じ大きさ、同じ形、同じ味のものを大量に揃える必要はありません。だから、兼業農家はもちうろん、高齢者でも、主婦でも、定年後のセカンドライフとしても、さいさいきて屋に出店できるのです。この仕組みはまるでインターネット商店街のリアル版のようです。そして売れていく喜びを感じを実感し、さらによいものを生産する、という好循環を生み出します。


島のしいたけ

手作りのおやつもあります

安い高いには理由がある


対面販売もある精肉売り場

 さいさいきて屋では、朝から地元の人で肉売り場は大混雑。その肉はもちろん全部今治産。新鮮で安い秘密は全頭買いしているから。そして精肉行程も自分たちで行います。肉の品質も折り紙付きです。

 逆にとても高いのはハム・ソーセージ。本来、ハム・ソーセージ用の肉は、加工用の品種の肉を使うので安いのですが、さいさいきて屋では精肉売り場と同じ肉を使います。その肉を市内の業者に卸し、そこでハム・ソーセージに加工したものを買い戻しています。市内の業者なので輸送コストは安いし、全頭買いで肉も安いはずなのに値段が高い理由は、製品をひと目見ればわかります。一口食べれば、今治市民はこんなにおいしいハム・ソーセージを食べているのかと羨ましくなりますよ。

 そして高いものの代表と言えばごまだれ。なんと200mlで1,000円もします。一般的なごまだれの倍以上のお値段です。ごまは日本ではほとんどが輸入ですが、このごまだれは100%今治産。だから安全安心なのです。こんなに高いごまだれなのに、どんどん売れていきます。


格安で上質な肉類

見た目も違うロースハム

農業テーマパーク


彩菜食堂

 「さいさいきて」は今治弁で「頻繁に来てください」という意味。今治産の材料にこだわったカフェ(SAISAI CAFE)では、各種のスイーツ、パン、ドリンクが売られています。セルフ式の食堂(彩菜食堂)では今治産の食材だけを使ったおかずメニューがずらりと並び、好きなものを好きなだけ食べることができます。

 生産者も消費者も幸せになれるさいさいきて屋は、まるで農業のテーマパーク。ぜひ実際に訪れてそのビジネスモデルと商品の良さを実感してください。ネット販売もしているので、気に入った商品はお取り寄せもできますよ。


SAISAI CAFE

カフェのスイーツも今治産食材を使用

彩菜食堂

今治産の肉、野菜が食べられる


施設名 さいさいきて屋
カテゴリ 買い物・グルメ
エリア 今治
住所 愛媛県今治市中寺279-1
電話 0898-33-3131
料金 駐車場 無料
営業時間 9:00-19:00
1~3月は18:00まで
交通 JR今治駅から約4km
車で約10分
自転車で約20分
WEB http://saisaikiteya.com/
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インタビュー
直販開発室長 西坂文秀さん
直販開発室長 西坂文秀さん

 地産地消を目標に始めたこの事業ですが、始めてみると地消にとどまらず、地元で売れる良い品物は全国でも、いや全世界で売れることが分かりました。ぜひお立ち寄りください。

Snapshot

花は島嶼部のものが多い

地元産のジュース

食の安全のために

今治の漁協が集合した鮮魚売り場

今治産のごまを使ったごまだれ

カフェのパン

今治産の米を炊く釜(彩菜食堂)

インタビュー中

取材日:2014年12月3日 | Top > どこに行く > 愛媛側陸地部 > さいさいきて屋


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